内省場所をBloggerに仮決めした理由と不満ポイント

いろいろ比較検討して結局Bloggerが一番うまいことやってくれそうと思いBloggerに仮決めしたので、その理由と今後改善したい不満ポイントをまとめる。

Bloggerに決めた理由

総じて、余計なことを考えずに最低限でシンプルに使えるところが気に入った。

見た目がシンプル

Googleのマテリアルデザイン。無駄なものがなくシンプルなテンプレートがデフォルトで用意されていてうれしい。

設定項目に余計なものが少なくエッセンシャル

ブログを作るという一つのことに特化していて、余り細かいこだわりを見せずGoogle wayに従えばシンプルに余計なことを考えずに使える。

設定が少ないわけでもなく、カスタムrobots.txtやカスタム404、リダイレクトなどもあり、他ブログ運営に必要な機能も充実している。

関連サービスとの連携が便利

Google広告は専用の収益項目があるのでそこから設定ができる様子。Search Console、Google Analyticsも簡単に使える。まあこのあたりはブログならどれも使えて当たり前か。

IFTTTにBloggerのレシピはたくさんあるので更新をTwitter投稿とかも困らない。

最近大きなアップデートがあり使いやすくなった

このあたりがわかりやすい
https://mizuncoonote.blogspot.com/2019/09/blogger-update.html
https://blogger.googleblog.com

少し前はモバイル対応が遅れていたり、レガシーなテーマがまだ残っていたりしたものだったが、2020年になってUIの大きなアップデートなども入ってきた。

一時期はアップデートががなさ過ぎてサービス終了の噂もあったらしいがこれだけアップデートがあるならまだ大丈夫だろう。

乗り越えた不満ポイント

エディタに対する不満を全部Stackeditで乗り越えた形になった。

Markdownが書けない

そう、一番大事な「Markdownで書ける」というのがBloggerではできない。

これは StackEdit.io というドンピシャなツールがあったので使っている。ブラウザで動くMarkdownエディタで、書いたものをBlogger、Wordpress、GitHub、GitLab等にエクスポートできる。書いたものはStackEdit内にも保存しておいて、投稿して作られたBloggerの記事ときちんとリンクが作られ、更新もそのままStackEditでできる。

似たツールは他にもあるが、Markdownを書くという点で使用感は申し分なく無料の選択肢では十分なので一旦これで。

デフォルトエディタのフォントが気に食わない

こんなの

enter image description here

おそらく、フォント指定をしなかった場合のデフォルトのブラウザのフォント。SafariでもChromeでもだいたい同じ。さすがにちょっと気持ち悪い。

これもStackEditを使うことで逃げられた。まあこれはブラウザでカスタムCSSを当てて直しても良い。

見出しや箇条書きがキーボードだけで入力できない

上の欄からマウスクリックで選ぶ必要がある様子。少なくとも探した限りショートカットは見つからなかった。Markdownが使えなくてもこのあたりを覚えたら許せたかもしれない(Apple Notesみたいに)が残念。

これもStackEditに救われた。

これから乗り越えたい不満ポイント

ここまでは一応乗り越えてBloggerの採用までこぎ着けたが、今後なんとか改善したいというポイントがまだある。

画像が貼り付けづらい

StackEditには直接画像をアップロードできないので、用意されているGoogle Photoとの連携を使う必要がある。アップロードはGoogle Photo側でやる必要がある分既に面倒なのだが、

enter image description here

なんと現時点では連携が無効になっている・・・。

issueにもなっているが、見たときは23日間contributorから反応がない状態。
https://github.com/benweet/stackedit/issues/1684

Google Photoでアップロードして公開状態にした後(アルバムを公開状態にしてそこにアップロードすると楽)、画像を選択して右クリックで「Copy link to image」して貼り付ける、という手間を取っている。

連携を直してくれるか、期待できなければ自分でStackEditをデプロイするか・・・。

Stackeditへの依存が強い

Stackeditが書きやすいから許せている部分が大きいので、Stackeditが死ぬとこのブログ書く活動が死ぬことになる。

そもそもStackEditのプロジェクトが規律を持って運用されているとは言いがたく、issueやPRの多くが放置になっているので不安になる。

幸いOSSなのでいざとなったら自分でデプロイしたらよろしい。

Markdownを書くのにはこういうハックもあるらしいがハックなので不採用。それになるべくSSRしておきたい。
https://qiita.com/her0m31/items/1804bdc251a647e0e9a8

日付のフォーマットがアメリカフォーマット

設定より:

日付フォーマット

アメリカ用フォーマットを日本語にそのまま置き換えただけっぽいもの。「月」はあっても「日」がなかったり、「午前」「午後」が最後に来たり、日より年があとに来たり。う〜〜〜ん。

プレビューができず投稿するまで完成形が見えない

Stackeditからはdraftとして投稿する機能が無いようで、一発公開になる。妙な書式を使うつもりはないが若干不安になる。Stackeditでよく読むことで解消。

まとめ

ブログを運用するという点では癖のないシンプルなサービスだが、デフォルトのエディタがとにかく要件を満たさないのをStackEditでカバーするという運用をすることにしたのであった。

コメント

このブログの人気の投稿

カフェ作業に逃げないための対策

MacでスマブラDX (Melee) プレイできるようにしたログ

ポケモンのプレイを休止